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<私とコンゴウインコ>

私が生コンゴウと出会ったのは4年前。

旦那と二人でバリ島に行った時のこと。バリにはバードパークがあって、入り口に居るめちゃくちゃ人なつこいオオバタンが迎えてくれました。
鳥キチの私は舞い上がり、旦那そっちのけで園内を駆け巡ってしまいました。
そこで目にしたのは、放鳥されているベニコンゴウ、ルリコンゴウ、そしてスミレコンゴウ!!
ベニ、ルリは動物園で何度か見たことがありますが、スミレは初めてでした。
真っ黒な瞳、鮮やかな青紫の身体、そして目の周りと嘴の根元の目のさめるような黄色!!
圧倒的な存在感。綺麗だ、素敵すぎる!!
本気で「連れて帰りたい」と思いました。

でも、その後色々調べてスミレが絶滅危機の品種であること、それ以前に私達夫婦のエンゲル係数では到底手の届かないことが分かりました・・・(泣)
それからもコンゴウの事が頭から離れず、コンゴウがいるショップを見つけては見に行くようになりました。
でも、実際見に行くと必ずその絶叫のデカさに「実際飼うなんて無理だよなあ・・・」と行く度に現実を突き付けられました。
「コンゴウ飼うなら田舎戻るしかないね〜ハハハ」なんて旦那と話していました。
その後、5年前から飼っているキエリボウシインコが入院したり、反抗期に入って言うことを聞かなくなったりで、数年は私の中のコンゴウブームは下火になっていました。

そして去年の冬。
ボウシの反抗期も収まり、ヨウム飼いのお友達宅に遊びに行ったり、ヨウムオフ会に連れて行って頂いたりで、次第に「ヨウムもいいなあ」と思いはじめました。
年が明けて今年の1月、前から行ってみたかった上野のこんぱまるさんに、ふと一人で行きました。
そこには大小様々な鳥達でいっぱい!
はやる気持ちを押さえながらお目当てのヨウムがいないか探しました。
が、幸か不幸か、ヨウムはいませんでした。
そこで目に飛び込んできたのが、ベニコンゴウの隣にいたハルクインコンゴウでした。
ベニコンゴウのケージよりひと回り小さいケージに入っているハルクインの女の子。
黒目がちでまだ尾羽も短いその子はきょとんとした顔でこちらを見ていました。

「か、かわいい・・・」

店員さんに頼んでケージから出してもらい、スタンドに乗せてもらいました。
出してもらうとその子は頭を上下に揺らしながら「ハル、ハル」と自己申告します。
店員さん曰く、「この子だけは身体のどこ触っても嫌がらないんですよ」
その言葉に、そっとお腹を触ってみる・・・嫌がらない。頭を触ってみると毛を逆立て、掻いて欲しいところを足で押さえる。
驚きました。
ボウシは身体を触られるのが嫌いで、触ろうものなら噛み付きます。
それが普通だと思っていた私は、こんな警戒心ゼロの子がいるのか!?と思いました。
ヨウムの事は既に忘れ、小1時間程その子と遊んでいる間、私の頭の中では悪魔の囁きが響きまくってました。

「ほ・・・欲しい・・・」

かわいいからといってそう安易に動物を飼うことはできません。
だって、動物は飼い主を選べないのですから。
飼うと決めたからにはその子の一生に責任を持ち、より良い環境を作り、快適な生活を共に過ごしていくという事だと思っているからです。
ましてやコンゴウ…
破壊力は強烈、そしてその大きな叫び声。
苦情が来たら家をおん出されるかも知れない・・・
住宅密集地に住んでいる私にとってそれはあまりにリスクが高すぎました。
自分の気持ちを諦めさせるつもりで、店員さんに質問を投げかけました。
鳴き声の大きさ、鳴く頻度、どんな時に鳴くのか、性格は・・・などなど。
意外な言葉が返ってきました。
「この子、あんまり鳴かないですよ(周りがうるさくない限り。)」
この言葉で気持は固まりました。

「この子、下さい。」

帰りの電車の中、大きなキャリーを抱えながら、「もし絶叫が続くようだったら防音室作ればいいや」なんて考えていました。

しかし、それより先に私には大きな問題がありました。
その日、私は旦那にどこに行くのか内緒で出てきたのです・・・
家が近づくにつれ、だんだんと緊張してきました
何て言おう…
もし、ダメと言われたらどうしよう…
追い出されたらどこに行こう…
私の人生、鳥のせいで曲がって行くんだろうか…
色んな事が走馬灯のように私の頭の中を駆け巡って行きました

家に着くと、旦那はボウシを放鳥してくれていました。

妻:「ただいま。」

旦那は私が抱えている大きなキャリーを見て一瞬固まりました。

夫:「何・・・それ?」

妻:「・・・・・・・・・インコ」

夫:「どんな?」

妻:「こんごういんこ」

夫:「はぁ〜?」

妻:「飼っちゃった・・・」

夫:「何やってんのアンタぁぁぁ!!??」

旦那は明らかに動揺してました。(その日一日は口聞いてくれませんでした・・・)
その後、全面的に二羽とも世話は私が見る(←当たり前)、旦那は世話はしない、もう旅行にも行かないと言う事で許してもらいました。
(この時は本当に離婚されるかもと思いました(汗))

それから半年。
あれ程世話をしないと言っていた旦那が今では「ハルちゃ〜ん♪」とハルをかまってます。
ハルも旦那が大好きで抱っこされるとうっとりしてます。
鳴き声は驚いた時とかに「キェーーーー」と叫びますが、週に一回あるかないかです。
逆にボウシの方がうるさい時もあります。

コンゴウは力も強いし、ケージの掃除も大変で飼うにはかなりの覚悟がいります。
でもとっても魅力的な鳥だし、今後一緒にいられる幸せの方が大きいです。
あの日、こんぱまるさんでハルに出会えて本当に良かったと思います。

今では夫にベタ慣れのハルちゃん
コンゴウクラブ会員
あまきさん著

どうだったでしょうか
ヨウムを見に行ってコンゴウを連れ帰ると言うお話、結構良く聞きます
しかし、予告なく、いきなり連れて帰ったと言うお話は初めてでした
ご主人にも無事に受け入れてもらえたようで何よりです
コンゴウって鳥は男性好きするようですね
これからはご夫婦で鳥バカの道を歩んで下さい


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